茅葺き屋根の家=茅舎

茨城茅舎の会:

朝もやに浮かぶ重厚な茅屋根。葺き替えたばかりの輝く茅屋根。茅屋根の残る景観は、無限の郷愁を誘い、心豊かな思い出を創り出します。磨き込まれて黒びかりする大黒柱と板戸。広い土間に架かる力強い梁組。囲炉裏や竈を囲んでの語らい。大戸口から駆け込む鶏と馬屋の馬や牛。

しかし、茅屋根を巡る社会環境は誠に厳しいものであることは事実です。これを残す努力の中に、これからの地域のあり方を考える手がかりが見いだせそうな気がします。本会は、昭和53年(1978)に、県内の国指定重要文化財の民家所有者の勉強・情報交換・親睦を目的として出発しました。個人所有率が全国一という背景もあって本当に有意義な会として自他ともに認められてきました。本県は多くの茅屋根の民家が残っています。

そこで、平成八年(1996年)をもって「茨城茅舎の会」も再出発の年として、茅屋根に深い関心と強い愛着を持つかたがたと力をあわせて会員1000人を目指そうということになりました。

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